2007年06月22日

中国マクドナルドでの変な訴訟

(私ロイは、最初このニュースを聞いた時、訴訟社会のアメリカでのことかと思ったのですが、なんと中国でした。)

中国で女子学生がマクドナルドを相手取り、訴訟を起こしました。


その女子学生は、マクドナルドでの食事中に、なんとネズミに噛まれたのです。

女性は裁判に勝ち、2,200元(3万円強)の賠償金を勝ち取りました。


■気になった英語表現<その1>


The woman, whose name was not disclosed, said a rat had climbed up her leg and bit her on the thigh while she was eating a meal at the restaurant.
「名前は明かされていませんが、その女性によると、マクドナルドでの食事中、ネズミが彼女の足を登り、太ももを噛んだとのことです。」(ロイ訳)

ポイントは2点あります。

1つは時制の一致です。

a rat climbed up her leg and bit her...

という過去の出来事があるわけですが、それが女性が「言った」内容なんですね。

said が過去形ですので、その後の文章は時制の一致を受けて、時制を1つバックシフト(現在形⇒過去形、過去形⇒過去完了形)します。その結果

said a rat had climbed up her leg and bit her...

と過去完了形になるのです。


もう1つのポイントは

bit her on the thigh

ですね。

英語では、打撃など受けた箇所などを表現するときに

bit her thigh

のように、目的語には取りません。

そうではなく、目的語はあくまでも被害を受けた人であり、箇所については別に示すのです。

例えば

「顔を殴る」は hit 〜 in the face
「肩をポンッと叩く」は pat 〜 on the shoulder

などのように表現します。


■気になった英語表現<その2>


The woman had sought 20,000 yuan (about $2,600) in compensation.
「女性は保証として20,000元(30万円強)を求めていた。」(ロイ訳)

sought は seek の完了形ですね。

ここでなぜ過去形ではなく、過去完了系が使われているかというのもポイントですね。

既に過去の事実として、2,200元の支払命令が出ていますが、女性が20,000元を要求したのはそれよりも更に前の時点に起こったことですよね。

その時間差を表現するために、過去完了形が使われているのです。


情報源&英文引用元


McDonald's to pay student $290 for rat bite
http://www.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idUST13671420070611
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